コラム

「どこでもドア」という流通システムができたとしたら・・・そう遠くない?未来の話

子供の頃に「ドラえもんの道具が1つもらえるとしたら何かいいか」なんて話題で友達と盛り上がったことを思い出しました。

当時、何が欲しかったかは覚えていませんが、最近は「どこでもドアがあったらいいな!」なんて思うのです。

 

そういったものがあれば、いろいろなことが解決しそうだなぁ〜と思うのです。

ということで、今回は大人目線で

「どこでもドアができたらどんなことが起こるか」を緒方目線で考えていきたいと思います。

 

どこでもドアの定義と議論の前提

現実的な話にするために、ドラえもん内の道具細かい設定は無視して…

どこでもドアは「地球上の場所と場所を自由に繋げるもの」という前提で話を進めます。

 

以降は現代社会にそんな道具が誕生したら…という前提で空想を連ねます。

 

物流の概念が変わる

最強の物流システム

どこでもドアは最強の物流システムです。

モノを運ぶ手段として運用されることは間違いないでしょう。

 

食料問題が大幅に改善する

食料の生産量と需要は、数値だけで見れば同じくらいという統計データがあります。

しかし、保存期間の問題がある食材は流通させることが出来ません。

どこでもドアがあれば、そういった心配など無用です。

作ったらすぐに届ければよいのです。

 

送電線がなくなる

モノが運べるということは、電力も運べます。

電気の通り道である電線もどこでもドアで距離が縮まるなら、必要なくなります。

もしかしたら、未来は電柱のない世界になるかもしれませんね。

 

通信が速くなる

物理的な距離が縮まることと等しいのだから通信の信号も届きやすくなります。

今でもかなりの速度が出ている通信ですが、まさしく次元を越えるときがくるかもしれません。

 

セキュリティの概念が変わる

壁の意味がなくなる

仕切りとしての壁。建物には入口や窓などがあることが普通でした。

しかし、どこでもドアがあればそんなものは必要なくなるかもしれません。

どんなところにも行きたい放題。

悪いこともいっぱいできそうです。

 

生物の生息環境が変化する

飛行機やコンテナ船の荷物に生き物が紛れ込んで国境を越えてしまう事例やや衣服に付着した種子に気付かず渡航するケースなどは今でも起きます。

もし、どこでもドアがあったとしたら、こういったことがもっと簡単に起こってしまいそうです。

病原菌やウイルスなども、簡単に流通させてしまうかもしれません。

 

まとめ

どこでもドアについて、わりと真面目に空想してみました。

子どもの頃とは違った意見となっていることでしょう。

生きている間にどこでもドアが開発されたら、答え合わせしてみたいと思います。