こんにちは、ももすももです。
私はホルモンが大好物なのですが、ホルモンって、結構好き嫌いが分かれる食べ物でもありますよね。
「見た目が・・・」「脂っこいし・・・」「噛みきれないし・・・」
そんな理由で苦手な方も多いかもしれません。
しかし!一燈屋のホルモンはなんと、脂が“甘い”んです。
国産牛ホルモンは質が他とは全然違い、繊細で上品な甘味が特徴です。
そんな、本当に美味しい「国産牛の希少部位」をたくさんの人に味わってほしい、と一燈屋は今日も営業しています。
「国産牛は脂がうまい」事業責任者の「肉」へのこだわり

「国産牛は脂がうまい」
一燈屋の事業責任者が、そう教えてくれました。
事業責任者の渡辺さんは、元々お肉の卸しの会社で働いておられました。
その時に取り扱っていたお肉は外国産のお肉ばかりで、ホルモンなんて食べられたものではなかった、といいます。
その後、居酒屋などの運営をするも、やっぱり自分が関わっていたお肉を扱いたい、と焼肉屋をすることを決意されました。
しかし、ただの焼肉屋をやったとしても、すでにライバルも多い。
どうするか・・・
その時、目をつけられたのが、「国産牛の内臓(ホルモン)」です。
焼肉屋は数あれど、「内臓専門店」は少ない。
また、何かと敬遠されがちなホルモンも、本当に美味しいホルモンに出会えば、たくさんの人に喜んでもらえるはず!と事業責任者の渡辺さんは思いました。
一燈屋のメニューは「肉の脂」や、その部位が一番美味しく食べられる調理法で、提供されます。
例えば、センマイはその見た目から「グロい・・・」と苦手な人も多いですが、そんな人たちが、一人でも多く食べられるように、一燈屋の生センマイは真っ白です!
時間も手間もかけて、丁寧に洗い、少しでも多くの人の口に入るように工夫されています。
それもこれも、たくさんの人に「国産牛の内臓(ホルモン)」を食べた時の感動を伝えたい、というオーナーの想いがあるからです。
関西さんぽ的、ズバリ辛口!味評価
一燈屋は「国産牛内臓専門店」というだけあって、さまざまな部位の取り揃えがあります。
私も初めて聞く部位ばかりで、実は食べるのに勇気が必要なものもありました。
女性に人気なメニューは「フワ」と「ハチノス」です。
フワはどこの部位かというと・・・

なんと、牛の「肺」です!その名の通り、ふわふわのマシュマロみたいで、食べ応えはなんとも不思議な食感です。焼いている途中でも、「シュウシュウ」と聞きなれない音を立てて焼き上がっていくのを見て、
「これ・・・大丈夫かな・・・」
と思ったのは、事業責任者の渡辺さんには秘密です。。。
肝心のお味ですが、これがなんと!とっても美味しいんです!!今までにない新食感と、優しいお肉の味がします。
ハチノスは、最近は出回るようになってきたので、見たことがある方も多いのでは無いでしょうか。

見た目はなんとも言い難く、、、
最初はちょっと、抵抗があるかもしれません。
しかし、味は「コリッ、シャキッ」と歯ごたえが良い部位です。
あっさりとしており、ホルモン初心者にオススメです。
そして本命は、トロコテツです。

ごろっと大きなホルモンで、見た目のインパクトは◎
「こんなに脂が多いなら、明日は胃がもたれるかもな・・・・」と思って口にしたのですが、
私の予想を裏切ってくれました!なんと、脂が全然くどく無いんです!
むしろ、サラッとしており、大げさではなく「飲める脂のホルモン」に初めて出会いました。
「あれ?おかしいな、ホルモンって飲み物だっけ?」
と思ったのは言い過ぎですが、それほどに衝撃的な味わいでした。
一燈屋が教える、美味しいお肉の食べ方大解剖!
ホルモンの焼き方、食べ方にも「ちょうどいい具合」があります。
特にお肉は「レアがいい」「ミディアムがいい」「よく焼いた方が好き!」など、食材で最も好みが分かれるものの一つではないでしょうか。
私も、もちろん好みはありますが、基本的に、「お店のオススメが一番美味しい」と思っています。
だって、その道のプロがいうなら間違い無いですよね!
そんな、「国産牛の内臓(ホルモン)」のプロに、美味しいホルモンの食べ方をお聞きしました。
一燈屋ではトロコテツや赤セン、マルチョウなどは、ごろっと大きいままで提供されます。
それを網に乗っけて焼き、焼きながら網の上でハサミを使って肉を切ります。


焼きながら切ることで、脂を落とし、焼きあがる頃にはちょうど良い加減になっているからです。
いい感じに焦げ目のついたホルモンは絶品でした!
また、箸休めにオススメなのが「アゴ肉ネギポン」です。

顎肉は通常硬い部位なのですが、一度火を通すことでコリコリの食感も残しつつ、食べやすい硬さに調理してくれています。
ホルモンが焼きあがる合間に、チャーシューのような「アゴ肉ネギポン」をつまんでビールを飲めば、完璧です!
また、一燈屋に行ったら絶対に食べてほしいのが、「ちりとり鍋」です。

焼肉屋なのにちりとり鍋?と思うかもしれません。
私も、「焼肉だけで十分だけどな・・・」と最初は思っていました。
しかし、お店を出る頃には、次回の来店も「焼肉→ちりとり鍋」のコースで確定だ、と他の選択肢が思いつかないほど、一燈屋のちりとり鍋は最高でした。
ホルモンはもちろん美味しいのは当たり前なのですが、甘味噌のタレと国産牛の脂が染みた野菜がとっても美味しいんです!
お腹はいっぱいなはずなのに、自然と箸が進みました。
さらに、これで終わると思うなかれ。
最後のシメが衝撃的でした。
ちりとり鍋の後の「チーズリゾット」です。
正直、私の今までの「シメ」の概念が壊れました。
私の今までのシメのイメージは、コースでも、宴会でも、最後のオマケのようなものだと思っていました。女性は特に、シメまで完食する方は多く無いかと思います。
しかし、一燈屋のチーズリゾットは違いました!
これを食べに来たと言っても過言ではないほどの、「旨味」!
国産牛ホルモンのうま脂の甘味、野菜の旨味、そして、「クリームチーズ」の相性が良すぎました。
このチーズリゾットは悪魔的な美味しさなので、シメなのに食べ過ぎ注意の一品です。
記事を書いている今でも、思い出しただけでヨダレが出てしまいそうです・・・
どれだけお腹が膨れていても、この「チーズリゾット」は食べてくださいね!
一燈屋が伝える「味」と「縁」
事業責任者の渡辺さんが目指す店舗は地域に根付いたお店です。
女性が一人でも安心して来れる店。
常連さんがフラっと入ってこれる店。
そんな人のご縁を大事にするお店です。
そして、地域の人だけでなく、お店に立っているスタッフもストレスなく運営できる店舗が良い、と渡辺さんは話してくれました。

スタッフとお客さん、そして地域に愛される店舗にして、食の輪、食の和、笑顔の輪が広がるように、そんなきっかけとなる一つの燈(あかり)となるように、一燈屋は毎日お店に暖簾をかけています。

国産牛内臓専門店 一燈屋の店舗情報
店名 : 国産牛内臓専門店 一燈屋
住所 : 大阪府大阪市東成区大今里1丁目37−15
アクセス:大阪メトロ今里筋線 今里駅 7番出口より徒歩約2分
営業時間:
月~金: 17:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
土、日: 16:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
定休日 : なし
※出典記載のない写真は、すべて関西さんぽが撮影しています。