こんにちは、K.Kです。
みなさんは肉派ですか?魚派ですか?私は断然魚派です!
その中でもお寿司が大好物なのですが、そんなお寿司が大好きな私が通いたくなるお店の取材に行ってきました!
今回取材した「UOTACHI(うおたち)」はオシャレな魚屋さんです。
みなさんは魚屋さんというとどんなイメージがありますか?
厳つめの声の大きいおっちゃんが「〇〇安いよ〜!」と声を張り上げている、近づきにくいお店を想像しませんか?
しかし、「UOTACHI(うおたち)」はそんなイメージを覆してくれる魚屋さんでした。
割烹で26年働いた職人さんや、ミシュラン2つ星のお店で腕を振るった職人さんが作るお寿司やお刺身などが食べられるお店です。テイクアウトはもちろん、店内で作り立てを食べることもできます。
今回は、そんなプロの職人がいる「UOTACHI(うおたち)」に取材に行ってきました!

目次
ミシュラン2つ星のお店出身の職人が、その場で調理してくれる新町の魚屋さん
「UOTACHI」はテイクアウトが評判の魚屋さんです。
お店に置いてある海鮮は、全てその日に大阪福島の中央市場から仕入れたものです。
お店には、その日限りの新鮮で美味しいものだけが厳選されて置かれており、いつも異なる商品が並んでいます。
私が取材に行ったときは、子持ちあゆ、わたりがに、金目鯛などがありましたよ!



UOTACHIの1番の特徴は、購入した魚を職人の佐藤さんがその場で無料で調理してくれることです。
佐藤さんは割烹26年のプロで、UOTACHIで働く前は高級お寿司店で働いていました。
長年魚を捌いてきた目利きのプロが、魚の仕入れから調理までをしてくれます。
しかも、そんな美味しい魚をお手軽な値段で食べられるというお店は、他にあまりないのではないでしょうか。
調理の方法は、煮付けや塩焼きにすることもできますし、揚げたり、あんかけにしたり、できることであれば何でも応えてくれます。
お客さんの要望には何でも応えたいと思ってしまう佐藤さんの人柄もあってか、自分で釣った魚を佐藤さんに調理してもらいに持ってくるお客さんもいる(注)そうです。
※自分で釣った魚を調理してもらう場合は、別途料金がかかります。
調理を待たずに、すぐに持って帰りたいというお客さんのために、調理済みの商品もあります。


テイクアウト用に握るときは、お店で出すお寿司よりも少し固めに握るようにするそうで、持ち帰りの際に振動で崩れてしまったりするのを防ぐためと、移動時間に多少乾燥してもシャリの食感を残すためです。
そんなところにも職人さんのお客様に対する気遣いを感じました。
特上にぎり寿司(12貫+玉)は、天然の本マグロの中トロも入っており、お店で食べれば3,500円~4,000円くらいはするような内容のお寿司がUOTACHIでは1,580円で購入できちゃいます。
割烹26年のこだわりダシを使ったお惣菜が食べられる新町のUOTACHI
お店には、そのほかにも様々なお惣菜が並んでいます。
細かい部分まで色んなこだわりがあるのですが、UOTACHIのお惣菜が他のお店と決定的に違うところの1つは、使っているダシです。
このダシは、佐藤さんが何度も試行錯誤しながら26年かけて作り上げたもので、毎日作り直しているものです。
“このダシがめちゃくちゃ美味しい!”
臭みがなくてカツオの味が濃厚なんですが、佐藤さんの言葉を借りるなら、「言葉でいうよりも食べるのが1番早い」です。
ぜひ一度試してみていただきたいです。
ダシの味が1番分かるということで、取材時に試食させていただいたのが、こちらの白子です。

ポン酢をつけて食べても美味しいのですが、今回は「ダシだけ」でいただきました。
ダシだけでも味がしっかりとしており、めちゃくちゃ美味しかったのでおすすめです。
前述のとおり、UOTACHIで魚を購入すると無料で職人さんが調理をしてくれます。ハマグリやシジミを購入したときは、そのダシでお吸い物にしてもらうこともできます。
また、家で鍋料理をするときに、鍋用のダシを作ってもらうこともできるそうです。
ぜひご家庭で味わってみてください。
他にも色んなこだわりがあるのですが、2つ簡単に紹介します。
まず1つ目は、頑固卵です。

こちらの卵はほとんど原価で出しているという商品です。
食べるととても濃厚な味がする卵で、1度食べると他の卵が食べられなくなってしまうという方もいるそうです。
UOTACHIのお寿司の中に入っている「玉(ぎょく)」は、玉子のお寿司のことで、頑固卵とこだわりのダシを使って作られています。絶対に食べて欲しい商品の1つです。
2つ目は醤油です。

写真左は、和歌山の湯浅白醤油です。
これは大豆の代わりに小麦粉を使って作った醤油で、お刺身につけて食べるとより美味しく食べられます。
写真中央は、UOTAHI自家製の煎り酒です。
江戸時代の頃は醤油がなく、煎り酒につけてお魚を食べていたそうです。
白身魚をこれにつけて食べると、白身魚の甘味をより一層感じることができます。
写真右は、湯浅醤油(白醤油ではなく大豆を使った普通の湯浅醤油)にかつお昆布を入れて作ったUOTACHI自家製のダシのついた土佐醤油です。
お寿司などはこれをつけて食べるとより美味しく食べられます。
「新町でとにかく美味しいものを食べてもらいたい。」UOTACHIの職人はこんな人
職人の佐藤さんは、高校を卒業してから26年間、料理の勉強をし続けている方です。
UOTACHIで働く前は、高級寿司店や、日本割烹のお店で活躍した腕利きの職人さんでした。
当初、UOTACHIは鮮魚を扱うお店の予定でした。
しかし、佐藤さんの想いは、とにかく美味しい料理を作って、それを食べて喜んでもらいたいということ。
せっかく職人がいるのだから、プロの職人の技を家庭にお手軽な価格で提供できたら・・・
そんな想いから始まったのが、UOTACHIのテイクアウトのサービスだそうです。
高級店で食べるようなお寿司や割烹料理が家庭で食べられるのは嬉しすぎます。
佐藤さんとお話していると、料理に関する深い知識とプロの技術はもちろんのこと、細かいところまで気配りがされているという、お客さんへの深い愛情を感じました。
その根底にあるのは、佐藤さんが大事にしている、「料理は大事な人のために作ると思って毎回作る」という想いに他ならないでしょう。
また、「料理は作ったその瞬間が1番美味しいから、1番美味しい状態でお客さんに食べてほしい。」との考えから、UOTACHIではイートイン用のカウンターが9席あり、作り立てのお寿司や料理を楽しむことができるようになっています。
常にお客様に美味しいものを食べてもらうことにこだわり続けている佐藤さんだからこそ、この新町という場所において、プロの料理を家庭で食べるという、素敵なサービスができるんだなと思いました。
料理を通して佐藤さんが提供してくれる超一流のサービスを、ぜひ一度ご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。
「UOTACHI」の店舗情報
店名 : UOTACHI(うおたち)
住所 : 大阪府大阪市西区新町3-9-7 塚口ビル 1F
アクセス:長堀鶴見緑地線西大橋駅より徒歩5分
営業時間:11:00~14:00, 16:00~21:00
定休日 : 水
Instagram :https://www.instagram.com/uotachi/
※出典記載のない写真は、すべて関西さんぽが撮影しています。