皆さん、こんにちは、あるいは、こんばんは。
ぴーたかです。
今回、紹介するお店は、神戸市のJR灘(なだ)駅から徒歩8分くらいのところにある、ジャム専門店、nico jam kobe(ニコジャム神戸)です。
そのまま食べても美味しい、旬の高級フルーツをふんだんに使ったジャムが楽しめるお店です。
桃やぶどう、いちじく、りんご、洋梨、パイナップル、ビワ、みかん、梅、レモンなどと幅広い種類のジャムが楽しめます。
私は食べることが大好きですが、正直、これまでジャムにこだわって食べたことがありませんでした。
小学校の給食やスーパーで売られているジャムを食べたことがあるくらいの記憶です。
味は甘いですが、美味しいとまで思ったことがありません。
ただ1つ、思っていることがあります。
本当に美味しいものに出会うと世界観が変わるということです!
nico jam kobeのジャムを食べて、ジャムに対する概念が180度変わりました!
一口食べた瞬間、ジャムの上品な甘さと美味しさに思わず唸ってしまうほどでした!!
そんな上品な甘さと美味しさが味わえるジャム専門店、 nico jam kobeについて紹介します。
目次
JR灘駅の近くにある手作りジャム専門店 nico jam kobe(ニコジャム神戸)

nico jam kobeは閑静な住宅街の中にあるジャム専門店です。
JR灘駅、阪急王子公園駅の両方からアクセスできます。
神戸市や中には明石市や大阪から買い求めて来る人がいるほどの人気店です。
その時期に美味しい高級フルーツを農家から直接仕入れ(中には関東にしか出回っていないフルーツも扱っているとか)、ジャムを始め、フルーツサンド、スムージーが楽しめます。
※後ほど、別の章で改めて紹介します。

お店の営業は、土日の11:00~15:00(売り切れ次第終了)限定です。
土日限定で営業をしている理由は、ジャムの製造をオーナーのお母さんが担当しており、全てのジャムを1人で手作りをしているからです。
販売しているジャム全てを手作りしており、その時期に美味しい高級フルーツをジャムにするために、平日はジャムの製造と研究をしています。

オーナーのお母さんは、もともと元町で有名なフルーツサロンでジャムの製造をしていたのですが、年齢とともに重たいものを運ぶことが困難になったそうです。
そんなお母さんを見かねたオーナーとオーナーのお姉さんが、お母さんのためにお店を開こうと家族会議で決められたとのこと。
誰も飲食経験がない中、0からスタートし、なんとか今の形にされたそうです。
家族の絆の深さ、やると決めれば経験がなくても形にできるという行動力に感動しました……

販売しているジャムは、シーズンや農家のフルーツの在庫次第で販売終了になるため、一度逃してしまうと来年まで食べられないということもあるそうです。
希少性があり、またその季節に美味しいフルーツをジャムにしているので、季節感も楽しめて、とてもいいなと感じました。
例えば、夏は桃、秋はぶどうやいちじく、冬はりんご、洋梨のジャムが楽しめます。
その時期に美味しいフルーツを使うこともそうですが、毎月1つは新作を出すことにこだわっているとのこと。
新作ができるとお店のInstagramに投稿されるのですが、早ければ開店してから1〜2時間でその日の在庫がなくなるほど、ファンがついているそうです。
そんなに!?と思われる方もいるかもしれませんが、一度食べると、次に期待してしまうほど、美味しいジャムです。
ジャムを作るうえで、フルーツ以外にもこだわっているポイントをたくさん聞きましたので、次で紹介します。
nico jam kobe (ニコジャム神戸)のジャムへのこだわり

ジャムを作るうえで、
- フルーツがどのように育てられているのか
- フードロス削減に貢献
- 保存料となる砂糖にてんさい糖やきび砂糖を使用
- ジャムの材料は全て国産のものを使用
にこだわっているそうです!
まず、フルーツがどのように育てられているかについてですが、
例えば、いちごだと、土耕栽培か高設栽培※かを農家に確認し、極力、土栽培で育ったいちごだけを仕入れているそうです。
※地面より高い位置に棚を組み、土の代わりに人工の培養土で栽培する方法。

いちごを例にあげましたが、これまで色々なフルーツを食べた経験で、土栽培でかつ、土の質からこだわり育てられたフルーツは段違いで美味しいとのことです。
味は美味しいフルーツに育っても、中には、表面に傷が入っていたり、形が整っておらず、スーパーの店頭には置けないフルーツもあるとか。
そんなフルーツでも仕入れて、美味しく食べられるように加工し、フードロス削減にも貢献されているそうです。
次に保存料の代わりとなる砂糖ですが、
てんさい糖という名前を聞いたことがある方は多くないと思います。
てんさい糖とは、北海道(原産はヨーロッパ)で栽培されている見た目が丸い大根のようなホウレン草の仲間です。
スーパーでよく見る砂糖と違い、甘さは控えめですが、天然ミネラルが豊富で、糖類で唯一、オリゴ糖が含まれている体に優しい糖類と言われています。
(参考文献:三井製糖 (mitsui-sugar.co.jp))
甘いだけでなく、ミネラルやオリゴ糖も入っている砂糖(てんさい糖)と聞き、自称スイーツ男子の私には朗報だと感じました。
甘いものを食べながら、栄養も摂れるなんて、なんと贅沢な!と、心の中で歓喜していました笑
さらにフルーツも糖類も全て国産のものを使用しているので、小さなお子さんがいる方や食べるものにこだわりがある方は安心しますよね。
ジャムを作るうえでのこだわりについて紹介してきましたが、ジャム以外にも美味しいフルーツサンドやスムージーもありますので、紹介します。
ジャム専門店で楽しむ、高級フルーツを使用した数量限定のフルーツサンドとスムージー
nico jam kobeでは、美味しいジャム以外にフルーツサンドとスムージーがあります。

仕入れ状況により内容が異なるフルーツサンド(350円税込~)。
日によっては、オープンから1〜2時間で完売することがあるほど人気です。
農家から仕入れたフルーツの美味しさをそのまま楽しむことができます。
取材時は、
- 3種のいちじく&洋梨サンド 550円(税込)
- 4種のぶどうサンド 500円(税込)
- みかん、洋梨、シャインマスカット、バナナのサンド 500円(税込)
- 黒蜜姫&桝井ドーフィンいちじくサンド 500円(税込)
を試食しました。
どのフルーツサンドも絶品で、これが一番と即決するのが難しいくらい美味しかったです!
洋梨は食感が苦手で、正直あまり好きではないのですが、nico jam kobeで使用している洋梨は、しっとりとした食感で、めっちゃ美味しいと感じる洋梨でした。
ぶどうは、味もみずみずしさもそれぞれ異なる実が入っており、味の違いが楽しめる一品でした!
黒蜜姫は、幻の黒いちじくと呼ばれるほど希少ないちじくとのこと。
濃厚な甘さで、実も柔らかく、とっても美味しかったです!
いちじくがこんなに美味しいと感じたのは初めてでしたので、ぜひ、食べてほしいフルーツです。

食パン以外にもクロワッサンを使用したサンド(350円税込)もあります。
クロワッサンは、埼玉県にある発酵バターを100%使用したクロワッサン専門店から仕入れられているとのこと。
作られてから時間が経っているはずでしたが、サクサク食感のクロワッサンでした。
食べる前は水分を吸ってしまい、生地がしなっていると思っていたのですが、作りたてのようなサクサク感があるクロワッサンサンドでした!
色々と試食しましたが、ぴーたか的には、4種のぶどうサンドが一番のお気に入りでした!
品種の異なるぶどうの甘さやみずみずしさを一度でたくさん味わえるのが決め手となりました。
続いて紹介するのが、夏季限定のスムージーです。

取材時に飲んだのがナガノパープルという、長野県で栽培されているシャインマスカットと同等に扱われる高級ぶどうを使用したスムージーです。
スムージーの上には、手前からオーロラ(梨)、黒蜜姫(いちじく)、アイスクリームバナナ、シャインマスカット、ナガノパープルと高級フルーツが盛りだくさんに乗っています!
これだけ高級フルーツが乗っていて、800円(税込)で本当にいいんですか!?と思わず言ってしまいそうな一品です。
味は、濃厚な甘さと酸味が絶妙なバランスを保っており、私のボキャブラリーでは全てを表現できないほど美味しかったです!
上に乗っているフルーツはどれもめっちゃ美味しかったのです!
特にアイスクリームバナナですが、私、バナナも苦手なんです。
スーパーで売っているバナナ(比べていいのかな)やバナナを加工したスイーツは、どれを食べてもバナナ臭しかしないと思っています。
ですが、アイスクリームバナナは、とても上品な甘さで、私が苦手なバナナ臭が控えめで、とても美味しかったです。
ちなみにアイスクリームバナナは、沖縄産(原産は東南アジアやハワイなど)で、アイスクリームのような味わいやとろける食感からアイスクリームバナナと呼ばれているそうです。
こんな贅沢なスムージーは、人生初体験でした。
ちなみにロゴのチワワは、自宅で飼われているニコちゃんだそうです。
可愛いロゴだなと見ていましたが、まさかの愛犬と聞き、本当に家族総出で成り立っているお店なんだなと改めて感動しました……
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高級フルーツを普通に購入しようとすると、1つで数千円するものもありますが、nico jam kobeのジャムであれば750円〜1,000円ほどで1ビンが買えます。
フルーツサンドであれば、500円前後で買えるので、見方によってはお得だと思います。
自分用として買うのもいいですし、友人の手土産にも喜ばれると思いますので、ぜひ、一度行ってみてください。
nico jam kobe(ニコジャム神戸)店舗情報
店名 :ジャムとフルーツサンドのお店 nico jam kobe
住所 :兵庫県神戸市中央区宮本通2-1-20
JR灘駅から徒歩8分ほど
阪急王子公園駅から徒歩10分ほど
営業時間:土日のみ11:00~15:00(売り切れ次第終了)
公式情報:公式ホームページ(https://www.nicojamkobe.com/)
Instagram @ジャムとフルーツサンドのお店 nico jam kobe
参考文献:三井製糖 (mitsui-sugar.co.jp)
※出典表記のない写真は全て関西さんぽが撮影しています。