初めまして、こんにちは。
隙あらばお酒とグルメを楽しむアラサーOLあやかです。
今回は、谷町六丁目と谷町六九丁目の間にある窯焼きピザのお店【pizzeria asse(ピッツェリアアッセ)】にお邪魔してきました。
目次
pizzeria asse(ピッツェリア アッセ)はこんなお店
谷町六丁目から徒歩5分程度の場所に店舗があります。
谷町九丁目からも約10分の距離です。

店舗の外観は入り口右側にワインが並び、左はイタリアの国旗色の擦りガラスになっていて、とてもおしゃれな雰囲気です。

店内はテーブル席が多く、通路も広々。
複数名での来店が多いのかと思いきや、女性のお一人様も多く来店されます。
お一人様にも人気な理由として、店員さんの仲が良くアットホームな雰囲気であること。
また、閉店時間も22:00と比較的遅いため、残業帰りにも気軽に立ち寄れることが挙げられると感じました。
もちろんお一人様だけではなく、近くに住む主婦の方も多く来店されています。
ベビーカーで入店しても気を遣わない広々とした空間なので、小さいお子様連れでも安心して楽しめます。
小さなお子様のみならず、なんとペット連れでもお食事ができます!
店内へ入ることはできませんが、テーブルを外に出してテラス席を作ることが可能なんです。
平日夜は一人で、土日には友人や恋人と一緒に楽しめるお店です。
平日のランチが比較的空いているため、近くに立ち寄った際には狙い目ですよ。
pizzeria asse(ピッツェリア アッセ)の絶品ピザ
pizzeria asseで食べるべきは、まずなんといってもピザです。
ピザは生地から店舗で手作りしていて、なんとお客さんの目の前で生地を伸ばしてくれます。
このパフォーマンスが楽しく、私は大喜びで撮影しながら見ていました。

職人技で瞬く間に伸ばした生地に具を乗せ、450℃の新窯の中へ投入。

約1分~1分半という驚きの短時間で、本格的なナポリピザが焼き上がります!
一般的なオーブンなどでピザを焼くともっと低温のため、必然的に焼き時間も長くなります。
しかし、焼き時間が長くなると生地の中の水分が飛んでしまい、生地が硬くなってしまうデメリットがあります。
新窯で焼くピザはそういった心配はありません。
外はカリっと、中はもちもちな美味しいピザ生地が味わえるんです。
今回いただいたのがこちら、ペスカトーレSサイズ。(税込2,010円)

実食してみると、生地は期待以上のもちもち感!
薪で焼いているからこその木の香ばしさが、ほんのり鼻を抜けます。
甘味があるトマトソースとアサリなどの海鮮が見事にマッチして、極上のハーモニーでした。

こちらは2022年7月、取材時点でのピザメニューです。
お客さんのニーズに合わせているため、メニューは頻繁に変更されます。
実際お話を伺った際も、ピザメニューは半分ほどが入れ替わった直後だということでした。
pizzeria asse(ピッツェリア アッセ)はアラカルトメニューも充実
ピザだけではなく、アラカルトメニューの種類も豊富にあり、目移りしてしまうほど魅力的。
そのアラカルトメニューは、なんと毎日変わります。
毎日食材を仕入れに空堀商店街へ足を運び、冷蔵庫の中身を考慮しながらメニューを考え、店長とシェフが話し合ってメニューは確定していきます。
とんでもない発想力と労力を割いているなと感じました。
そこには、お客様がいつ来ても新鮮な気持ちで食事できるように、という店長の想いが込められています。
いぶりがっこのポテトサラダ(税込480円)

一口食べると、口の中に燻製の香りが広がります。
いぶりがっこのコリコリした食感が楽しい。
つぶれたポテトの部分はクリーミーで舌触りが良く、ゴロっとした部分も残っていて、色んな味が楽しめます。
刻み海苔が入っているのも新鮮でした。
オープン当初から変わらない、根強い人気のメニューだというのも納得です。
生ハムメロン クリームチーズ(税込780円)

私が今までの人生で食べてきた生ハムメロンの中で、間違いなく一番美味しかった。
生ハム、メロン、チーズをまとめてパクリ。
メロンの甘みと生ハムの塩味、チーズの風味と滑らかさが絶妙にマッチ!
個々で味わってみると、まずメロンが甘い。
良いメロンなんだなということがよく分かります。
瓜とメロンの間のような、安いメロンしか食べる機会がない私にとってはこれだけで美味しすぎる。
チーズもすごく滑らかで、味も濃厚。
これだけで一品として出せるレベルですが、組み合わせることで相乗効果が生まれています。
三重 小ぶりなハマグリと黒アワビ茸のアヒージョ フォカッチャ付き(税込1,280円)

はまぐりからしっかり出汁が出ていて、間違いのない美味しさ。
風変わりな黒アワビ茸というキノコを使用しており、カットしていても大きくて食べ応えがありました。
こちらを心底味わって「うまーい!」と言いながら食べているときに、シェフの方と目が合って微笑んでいただきました。
美味しいという気持ちが伝わったのは良かったですが、感情が顔と声に出すぎていたため非常に気恥ずかしい思いをしたのは余談です。
フォカッチャはなんと店内で毎朝手作り。
牛乳と砂糖を少し多めに配合し、基本的に入るはずのロースマリーも抜きにして、お子様でも食べやすいよう工夫しています。
ランチはそのフォカッチャが食べ放題なので、お得感が強いです。
金目鯛の炙りカルパッチョ すだち(税込1,280円)

天才的に金目鯛が美味しい。
皮目を炙っているため、香ばしくてとっても香り豊か!
口の中に後味が残って、ずっとその風味を追いかけていたくなるような味でした。
店内手作りのドレッシングもほんのり柑橘が香る程度で、素材の良さを引き立てます。
わさび菜や芽じそなど、少しパンチの効いた野菜の味もよく分かりました。
カルパッチョやアヒージョの具材は、時期や仕入れ状況によって変えています。
この日は脂が乗った良い金目鯛が売っていたので、カルパッチョにしようと考えて仕入れたそうです。
メニューが固定ではないからこそ、旬の良い食材をおいしく食べられるのが最高で、次回の来店時には何が食べられるのかわくわくします!
私は飽き性なので同じ店にはそんなに何度も訪れないのですが、このお店ならいつ行っても新鮮な気持ちになれるので、何度でも行きたいと感じました。
ドレッシングやフォカッチャが自家製なことからも分かりますが、既製品やナントカの素といったものは使用されていません。
手作りじゃないものは何かとたずねてみたところ、パスタの麵とチーズ、デミグラスソースくらいだというので驚きました。
手間のかかるベシャメルソースでさえ手作りしています。
小麦も国産のものを使用していて、健康を気にしている方にもこのお店ならおすすめできます。
pizzeria asseのシェフは、結構食べ物の好き嫌いがある方でした。
アヒージョの黒アワビ茸や、イタリアンに必須と思われるトマトも苦手とのこと。
ただ、その苦手な食材をどう料理したら美味しく食べられるかを考えることは、逆に分かりやすいとおっしゃっていました。
どうすれば野菜の酸味や苦味が減るか、肉の臭みが減るかなどを苦手な人が考えて調理する。
シェフがあえて困難に立ち向かっていくことで、 色んな人が「美味しい」と感じる料理が誕生するのだなと感じました。
pizzeria asse(ピッツェリア アッセ)ではソムリエが選ぶナチュラルワインが楽しめる
pizzeria asseではナチュラルワインが飲めます。
ナチュラルワインとは極力自然な製法で作られたワインのことで、ナチュールワインやビオワイン、自然派ワイン、ヴァンナチュールなどと呼ばれることもあります。
酸化防止剤などの添加物がほぼ入っていないため、体に優しい、かつ悪酔いしないことが特徴として挙げられます。
ワインは悪酔いするイメージが強い私には朗報でした!
取材時に開栓されていたのはこちらのワインたち。

オレンジワインは以前紹介させていただいた“ぴーたか”の記事にも取り扱う店があったように、今人気のワインです。
シェイクスピアの十二夜というオレンジワインをいただきました。

私が飲ませていただいたオレンジワインは、フルーティな香りが特徴でした。
白ワインと比較するとやや複雑みが感じられて飲みごたえがあり、でも赤ワインよりはすっきりとしていました。
どんなワインを選べば良いか分からないという私のような方には、ソムリエの資格を持った店長がヒアリングをしてくれます。
好みに合うようなワインを提案してくれるので、ワイン初心者でも安心。
ワインは約60種在庫を置いています。
基本的に1種類1本で、こちらも入れ替わりが激しく、ワインリストはありません。
グラスで注文もできますし、もちろんボトルでも可能。
驚くのはボトルの価格で、どんなにレアなワインでも仕入価格プラス2,500円で頼めます。
注文価格にすると4,000~7,000円ほどです。
一般的なワインと比較すると、ナチュールワインは高額になりがち。
なのにこんなに安価で提供しているのは、おいしいワインを身近に感じて楽しんでほしい。
誰でも気軽に立ち寄れる店でありたい、という店長の強い想いが込められているからでした。
食事もワインも、大満足できること間違いなしのpizzeria asse。
隣には近々お芋のスイーツをテイクアウトできる店舗をオープンする予定だそうです。
同じオーナーさんのお店ということで、私も楽しみです。
気になった方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
pizzeria asse(ピッツェリアアッセ)の店舗情報
pizzeria asse谷町店
住所:大阪府大阪市中央区谷町7-1-25 ストークハイム桐石1F(大阪市営地下鉄谷町線、谷町六丁目駅より徒歩約5~6分。谷町九丁目駅より徒歩約10分。)
営業時間
ランチタイム:12:00~14:30
ディナータイム:17:00~22:00 2時間制
不定休
※出典記載のない写真は、関西さんぽが撮影しています。