コラム

【SDGs入門以前】いまさら聞けない? SDGsの基本的な話

こんにちは。元工場長の緒方です。

最近世間をにぎわせているワード

SDGs(「えす・でぃー・じーず」と読みます)

 

連日、新聞には広告が載り

テレビのコメンテーターも当然のごとく話しているこの言葉

 

正直分からない!

という方も当然いるでしょう。

そんな人のために、今回はSDGs入門以前として

基本的なことを書いていきたいと思います。

 

SDGsとは? そもそも何の略?

SDGsは目標です。

 

呼び名は

『Sustainable Development Goals』

『サスティナブル・ディベロップメント・ゴール』

の頭を取っています。

 

それぞれの言葉はこんな意味です。

Sustainable・・・持続できる、維持できる

Development・・・発達、発展、開発、進歩、進展

Goals・・・目標、目的、ゴール

 

つなげて『持続可能な開発目標』と訳されています。

 

知らない人からすると、「何の話だ?」となりますが、知ってしまえば略して使いたくなるものです。

(ちなみに、このブログのタイトルもサスティナブログとなっていて、似たような意味があるとかないとか)

 

SDGsは誰が言い始めたのか

この「目標」は2015年の国連サミットで全会一致で採択されたところがスタートです。

・・・と言いたいのですが、その前に「ミレニアム開発目標(MDGs)」というものが2001年の国連ミレニアム・サミットで採択されていました。

 

最近突然流行りだしたように感じている人もいるかもしれません

しかしGoogleのトレンドでもじわじわと上がってきていることから、徐々に広まってきたことが伺えます。

 

SDGsのロゴは何個あるのか

17個あります。

 

SDGsは目標ですが、その具体的な内容は「17のゴールと169のターゲット」で構成されています。

どこかでよく見かけるマークは、17のゴールとして用意されたもののシンボルです。

 

ちなみに、このロゴは国連が配布していて(基本的に)自由に使うことができます。

出典:国際連合広報センター

 

企業は何をやろうとしているのか

自社の事業がいかにSDGsと関連しているかを積極的にアピールしているところが多いのが現状です。

 

2020年11月22日に菅義偉首相がG20サミットで2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を示したことが、当時話題になりました。

大手自動車メーカーが見解を述べたことでも注目を集めました。

 

そして、経団連が、この目標に呼応する動きを見せたことから世間の風向きが変わったように感じます。

各企業の細かい思惑は測りかねますが、概ねこんな感じです。

 

結構高いハードルな目標・・・

今まで通りの商売を続けていては達成できない!

やり方を変えよう!

そして、それを知ってもらおう!応援してくれる人を増やそう!

 

つまり

SDGsに則った事業を行うことが企業価値を高めることに繋がりつつあるというわけですね。

 

まとめ

最近の新聞を開けば、どこかに必ず書いている「SDGs」

今回はその導入部分を紹介しました。

 

興味のある方は、「SDGsは目標なんだ!」ということを基準に調べてみてください。