四條畷市は大阪の東に位置する市です。
その四條畷市にある私立の四条畷学園高校がSDGsの取り組みとして、規格外野菜の販売を2021年7月18日(日)に梅田のパナソニックセンター2階で開催します。
ここ数年、SDGsという名前はよく耳にしますが、意識して行動できている人は、多くはないのではないでしょうか。
そんな大人でもなかなか何をすればいいのかわからないなかで、四條畷学園高校の生徒が自主的にSDGsの取り組みをしています。
目次
四条畷学園高校が取り組むSDGsへの取り組み
四條畷学園高校では、授業でSDGsについて考える授業があり、その中で食品ロスについても取り扱いました。
そのSDGsの授業の中で、食品ロスについて興味を持った生徒4人がSTARというチームを組みました。
このときに結成したSTARが自主的に食品ロスに関して、学び、考えて自分たちでSDGsに貢献できることを考えて活動を開始しました。
四條畷学園高校「STAR」は規格外野菜の認知拡大に貢献
STARでは、規格外野菜が「普通の野菜と栄養価も味も変わらないのに、廃棄されている」ことに疑問を持ち、規格外野菜の認知拡大の活動を始めいました。
サイズや形、色が市場が定めた基準を満足していない野菜のことです。
上述の通り、栄養価や味は普通の野菜と全く遜色ないです。
そのような野菜たちが廃棄されている現状をなんとかしたいという想いから、廃棄になるはずの規格外野菜を地元の四条畷商店街で販売するプロジェクトを開始しました。
売上は、販売に必要なPOPなどの広告費などを除く全額を農家に還元しているそうです。
四条畷学園高校「STAR」がSDGs Quest みらい甲子園 関西大会で特別賞受賞
四条畷商店街での規格外野菜の販売プロジェクトがSDGs Quest みらい甲子園 関西大会でパナソニック賞という特別賞を受賞しました。
SDGs Quest みらい甲子園 関西大会とは、
高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、社会課題解決に向けたアイデアを考える機会を創発し、そのアクションアイデアを発表・表彰する大会です。
引用:SDGs Quest みらい甲子園 公式HP
SDGs Quest みらい甲子園 関西大会でパナソニック賞を受賞したことから、大阪の中心地・梅田のパナソニックセンターでの規格外野菜の販売につなげることができました。
STARの生徒たちがコツコツを行動をしてきたことが、実を結んだことはうれしいです。
STARのプレゼンの動画がSDGs Quest みらい甲子園の公式ホームページから見ることができます。
パナソニックセンターでの販売について
パナソニックセンターでの販売は、1日限定になります。
会 場:パナソニックセンター大阪2階「Life Switch STAND」
(大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪南館2F)
内 容:高校生による規格外野菜や、ハーバリウムの販売
規格外野菜に興味のある方、頑張る高校生を応援したい方はぜひ、パナソニックセンターで四条畷学園高校「STAR」の応援をしてみてはいかがでしょうか。
これを機に、規格外野菜の良さに気付くかもしれません。